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    3月に観てきたオペラ座の怪人について語りたい

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      本編だけ書くと絶対誤解が生まれるので、長い長い前置きをしたいと思う。

      私はオペラ座の怪人というミュージカルがほんとに本当に大好きで、持っているDVDは100回くらいは見てるし、ほぼ、ジョン・オーウェン・ジョーンズ(ロンドンのウエストエンドで一番ファントム役をやっているミュージカル俳優。以下 JOJ)のファントムを見るためだけにロンドンに行ったこともあるし、ファン歴の割にはハマり度はかなり強いと思っている。今ではオペラ座の怪人以外のミュージカルも好きになってきたし、色んな俳優さん(女優さん)の演技も見たいと思っているのです。

      若手に関していえば、(若手だとキャスト発表された時に全然過去出演作の情報とか歌ってる動画とかなくて)どんな人かな?と不安になることも多いけど、情報が少ない分楽しみは増えるし、ベテラン勢がいつまでも幅をきかせていても後続が育たないので、どんどん若手を起用して欲しい(欲を言えばイケメンだとなお◎)。

      特にunderstudy(主演に何かあったときのために控えてる代役の人。だいたい若手の役者がやる)に関しては彼らがいるから安心して興行できるわけで、若手にとっては勉強になるし、本当素晴らしい制度だと思う。
      私はcertain performanceの立ち位置がちょっとよくわからないんだけど、understudyとstandby(主演がお休みの時の代わりの人。そこそこ有名な人がやることもある)の合体した感じだと思っている。で、長い前置きだったけど、今回私が見たオペラ座の怪人はクリスティンがcertain performanceの人だったのです。しかも、ウエストエンドでのデビュー作!デビューがクリスティンってすごくない?普通もっとちょい役からとかが多くない?期待度大じゃない?


      さて前置きが長くなりましたが、ここから感想です


      正直言って、私が過去4回(3回はウエストエンドで、1回はアニバーサリーの、DVD)観たオペラ座の中で一番ダメなパフォーマンスだったと思う。これは、私が過去見てるパフォーマンスが最高すぎるのもあるんだけど。初めてみたマーカス・ラベットは、ブロードウェイでなかなかの経歴があるし、ラミンは私が一番好きな俳優で、最年少ファントムだし、JOJは言わずもがなだし。私は本当に素晴らしいキャストのオペラ座ばっかり見てきたので、今回見たのが一番ダメだったというのは本当に仕方ないことなのです。

      で、正直言ってしまうと、全体的にクリスティンがよくなかった。一番メインの曲であるPhantom of the operaの歌い出し聞こえないし、全体的に声出てないし、やっぱり新人だよなーって感じで全然上手じゃなかった。でも、声はきれいだったので、あと5年くらい他で頑張って戻ってきてほしいなという感じ。
      で、一番の衝撃はベン・ルイスのファントム。別にクリスティンがダメでも、ファントム愛な私はファントムが愛せれば無問題なのだけれど、ベンが全然愛せないファントムだった。私はlove never die (以下LND)のファントム(のキャラクター)が本当に好きじゃなくて、多分これはラミンがやったの見ても愛せないんだろうなってキャラなんだけど、ベンはオペラ座のファントムよりも、LNDのファントムの方がまだよかったと思える出来でした。これはね、完全に好みの問題なので、上手い下手とかではないのだけど。
      悲し過ぎるんだよね。もっと激情してほしい。。。マーカスのファントムもとても悲しいファントムだったけど、どこかにクリスティンは自分のものなんだって気持ちがあって、悲しいながらもどこかでそれを信じてる感じがよかったんだけど、ベンのファントムは結構諦めムードが強いというか、自信なくてイジイジしてる感じで、全然愛せなかった。そもそも、私はラミンの自信満々ファントムが大好きなので、そりゃ愛せないよなという感じなのだけど、ベンにはもうちょいLNDの感じのままオペラ座もやってほしかったな。
      あとは、細かいこと言うとカルロッタもそんなによくなかったとか、マダムジリーも微妙だったし、主演二人のせいだけではなく、あんまり愛せないオペラ座だったので、もうちょっとキャストも頑張ってほしいし、キャスティング担当も色々考えてって感じだったので、今後35周年に向けてもっとオペラ座を良くして欲しいと言う気持ちで書きました。

      ちなみに今回一番よかったのは全然期待してなかったラウル役の俳優さんで、歌も演技もめっちゃ上手くて素晴らしかったです(あと、思ってたよりもイケメンだったのもポイント高かった)。


      この感想は私ちゃんとオペラ座の怪人を愛してるって思ったときに書かないと、文句ばっかりで攻撃的になってしまうなと思っていたのだけど、今日25th DVDを貸した同僚が見事にオペラ座良いと言ってくれて、やっぱり私もオペラ座好きだなと思ってやっと書けたので、その同僚に感謝しつつ締めたいとおもいます。

      最後に、なんで長い長い前置きをしたかというと、私はよくジョーバックとかベンフォスターのファントムを愛せない故に安易に「別に見たくない」とか「早くキャスト変わってほしい」とか言ってしまうので、すごい批判みたいに聞こえないかが心配だったのです。
      別にジョーバックも嫌いなわけではなく(むしろ、Gethsemaneとかkiss of the spider womanとかすごい好き)、単純にファントムとしては愛せないというだけなんだけどね。

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